線スペクトル偏光分光装置 CCD開発・製作報告

Messia-IV GLM(Gigabit Link Module)の交換

Apr.10, 2001.

前回の報告『スリットステージの筐体への組み込み・スリットのステージ座標の決定』
次の報告『M-Front - Messia-IV廻りの作業経過 6』

最近、Messia-IVの初期化に失敗することが頻発していた。

症状
"messia"実行後、initializeすると、
・・・
VMI Initialization Error = 0x2005
等のエラーメッセージが出る。

市川氏のグループのMessia-IVユニットとそこで使用しているGLM(Gigabit Link Module; Fujikura FLN-1062)を用いて比較実験を行ったところ、 SIF、VMIそれぞれのGLMの機能劣化の疑いが強まった。特に、冷却効率の悪いSIFに装着していたGLMは動作異常の頻度が高かった。

そこで、今回新品のGLMを一組新たに購入し、古い物と交換した。
その後、数度の初期化を行ったが、初期化の失敗は生じなくなった。

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秋田谷洋 (akitaya@astr.tohoku.ac.jp)