線スペクトル偏光分光装置 CCD開発・製作報告

* スリットビュアー調光機構・クロスディスパーザー回転機構の組み込み

Apr. 7, 2003.


* スリットビュアー調光機構

スリットビュアーにフィルターターレットを取り付け、光量を調節できるよう にした。フィルターターレットの回転機構として、小型自動回転ステージ、標準小型ドライバ(SKIDS-40YAW(Ver2.0),SG-507C シグマ光機)を用いた。ターレッ ト穴中心が光軸に重なるおよそのステージ座標(パルス数)を目視で確認した。

* クロスディスパーザー回転機構

クロスディスパーザーの回転機構として、小型自動回転ステージ、標準小型ド ライバ(SKIDS-60YAW(Ver2.0),SG-507C シグマ光機)を用いた。クロスディスパー ザーの角度が10月観測時を再現するように赤波長側のステージ座標(パルス数) を設定した。青波長側は、ちょうど180度回転した座標を暫定的に採用した。7 月観測時に、検出器上で赤青各オーダーが中心となるよう再設定する予定。

* 入出力チャンネル

2つの機構の制御に必要な入出力信号数は、出力6bit・入力2bitである。しかし、 使用可能な出力信号は、5bitしかなく、出力チャンネルが足りない。そこで、 スリットビュアー回転機構用モーターとガイドミラー導入用モーターの電流ON/OFF 信号を共有することとした。

用いた入出力チャンネルは以下の通り。

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post 本間 賢一 (homma@astr.tohoku.ac.jp)