(2000年12月7日 in 東北大学科学計測研究所)
11月30日に、株式会社スター精機よりアルマイト塗装された筐体パーツが
納品されました。塗装前(11/17)に、関・秋田谷両氏がスター精機に赴いて
加工品のチェックを行っていたので、大きな加工ミスも発見されませんでした。
そして、早速組み上げを開始。組み上げには、東北大学科学計測研究所の
金工場の皆様の協力を得て行いました。同時に、科研に製作を依頼していた
素子用治具の組み込みも行いました。何点か図面のミス、工作のミスが見つ
かりましたが、どれも現場ですぐに対処できるもので、なんとかイメージして
いたものを組み上げることができました。
組上げた筐体は、科研の柴田教授の研究室の一室を借りてそこに置かせて
いただけることになりました。今後は、治具の製作精度と取り付け精度を測定し、
既に行った公差解析の結果をもとに素子のアライメントを行っていくことに
なります。なんにしろ、まずは装置の形になったのでほっとしています。
ご協力いただいた科研の皆さん、ありがとうございました。
(以下、無事箱になった筐体)
全体図 その1(右前より)
全体図 その2(左前より)
全体図 その3(右側面)
撮影者(秋田谷 洋)