Search for the Galactic Magnetic-field by All-sky Polarimetric survey
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「SGMAP」は、広島大学宇宙科学センターが進めている北天可視偏光サーベイ計画です。


新着情報

Survey region in Galactic coordinate

このプロジェクトは、口径1mクラスの(半)専用望遠鏡と、新開発の多チャンネル偏光撮像装置を用いて、北天から観測可能な~14等級よりも明るいほぼすべての星、数百万個に対し、複数2バンドでの同時偏光サーベイ(偏光測定精度~0.1-0.2%)を実施します。

この研究は、この10-20年で著しく進展した電波-サブミリ波域の偏波観測による磁場測定とも相補的であり、ALMAや将来のSKAによる磁場測定、そして、Gaia衛星やNano-JASMINE衛星による天の川銀河内の個々の星の距離測定とも極めて相性が良いものになります。
これにより、天の川銀河の北天域における磁場構造を広く、詳細に解き明かし、銀河系の構造形成史を明らかにしていきます。


これにより得られる偏光カタログは、現存する全天可視偏光カタログ(過去のカタログのコンパイル; Heiles 2000)に比べ、サンプル星数で実に100倍以上の規模となります。また、測定バンド数も1ではなく、波長依存性を導き出せる複数バンドによるサーベイであり、海外で進められている同類のプロジェクトをはるかに凌駕するものになります。


本プロジェクトで得られる偏光カタログの圧倒的な量・質を活かして、以下のような多岐に亘る天文学的な貢献が期待できます。



観測計画案
  1. フェーズ1(既存望遠鏡・観測装置の改造による可視近赤外3バンド銀河面サーベイ)
    • 掃天範囲
      1. -3°≦ 銀緯b < +3°, +20°≦ 銀径l < +200°(1080平方度)
      2. ※南天についてはSOUTH POL (Magalhaes et al.)と協力

    • 望遠鏡候補
      • 広島大学 1.5m かなた望遠鏡

    • 観測装置
      • 視野25分角×25分角φ(0.1736平方度) ※HONIR(Akitaya et al. 2014)の光学系を改造し広視野化するとともに、Jバンドチャンネルを追加(浜ホト製1.3k InGaAsアレイ使用)
      • 可視近赤外3チャンネル V, J, K
      • 偏光測定精度Δp=0.15%以下

  2. フェーズ2(専用望遠鏡・専用広視野観測装置による可視2バンド全天サーベイ)
    • 掃天範囲
      1. -30°≦ 銀緯b < +30°, 0°≦ 銀径l < +220°(12000平方度)
      2. +30°≦ 銀緯b < +90° 及び -90°≦ 銀緯b < -30°, +160°≦ 銀径l < +360°(13200平方度)
      3. ※南天についてはSOUTH POL (Magalhaes et al.)と協力

    • 望遠鏡候補
      • 広島大学 1.5m かなた望遠鏡(副鏡を改造)

    • 観測装置(広視野偏光撮像器)仕様
      • 視野50分角φ×50分角(0.6944平方度)
      • 可視2チャンネル g', i'
      • 偏光測定精度Δp=0.15%以下



イベント履歴


公表済み文書等


他の可視赤外偏光サーベイプロジェクト・カタログ

SGMAPプロジェクト: 広島大学宇宙科学センター 最終更新日: 2020年12月09日