CCDカメラ・制御系 作業日誌
三鷹作業(9/22-27)に関するメモ。
・良リニアリティの定量評価
最適な抵抗値の設定
もう少し小さな抵抗を装着してのリニアリティ特性評価
(特に低カウントに注意)
BIAS OFFSETも大きくしてダイナミックレンジを広げることができるか?
(ノイズへの影響)
・悪リニアリティでのリニアリティ特性・ダイナミックレンジ調査
積分器波形を上がり-下がりにしてみる。
bias jumpまでの区間を特に密にリニアリティ調査
・悪リニアリティが改善されるか?
CLIPV-の接続を切ってみる
BIASON / SIGONを入れ替えて見る
=大きなカウントのとき、積分器積分中の電圧下降の傾きが大きく
なったら、これまでのようにJUMPが生じるか?
・ダークの測定
正常CCDクロックの記録
データのバックアップ (DAT、sbマシンに)
ソフトのバックアップ
ログのコピー
物品リストチェック
2002.9.22
(0h-0)
■ 真空引き・冷却
昼の時点でCCD 144K、CASE 100K、1E-6 Torr。
■ VSIGOFF の違いでノイズが変わるか?
変わる。BIAS電圧出力にある抵抗値というよりは、電圧/抵抗値=電流値
に依存してノイズが増えるらしい。
ADC IN波形にjumpが見られると、それがノイズとなっている様子。
■ SIGADC D5 (電圧保護回路)を外すとどうなるか?
変わらず。ADC IN波形の、傾き大時のjumpは消えず。
■ リニアリティ悪・ノイズ高 設定の最終決定
gain jumpが起きないように、SIGOFF R36の抵抗値を微調整。
R36=51Kに15kを並列接続。合成抵抗11.6kΩに。
shutterless photon transferによるlinearity測定。
特にカウントが小さい部分に注意。
τINTEG=4000, 2400ns 2種でデータ取得
解析をスタートさせて終了
2002.8.xx
(0h-0)
秋田谷 洋
(akitaya@astr.tohoku.ac.jp)