線スペクトル偏光分光装置 制御系開発報告

* 制御系ソフトウェア slitcont の改修 (Ver. 2.0)

Aug. 28, 2004.

前回の報告『クロスディスパーザ回転機構の微動問題について』
次の報告『』


* 最近の変更

器械系制御プログラムとコマンド入力プログラムを分離


* 概要

2003年11月の本間賢一氏のレポートから、器 械系制御ソフトウェアslitcontをon/offすることがきっかけとなって、クロスディ スパーザの向きにずれが生じることが判明した。 クロスディスパーザの向きが変化すると、CCD画像上でのスペクトルのアパーチャ 位置も変化し、フラットニング等のデータ整約作業に困難を生じる。 そこで、ソフトウェア上で対策を講じることにした。 不如意にslitcontを終了させてしまう主原因は、ユーザの操作ミス、リモート操 作を行う端末と制御用ラップトップとの通信途絶などである。 そこで、観測中にユーザがslitcontプログラム本体に触れることなく、制御用ラッ プトップ上で動かしておくだけで、器械系の制御が出来るように、プログラムの 変更を行うことにした。

* 方針

各種装置の位置をパラメータとして与える位置設定ファイル(pos_set.dat)を用 意する。 slitcont本体は、一定時間の待機後に設定ファイルを読み込み、与えられた位置 が前回と異なる場合には新しい位置に動かす信号を送る、という過程を無限ルー プさせる。 ユーザはslitcont自体にはアクセスせず、設定ファイルを書き換えることで制御 系の操作を行う。設定ファイルはテキストエディタで直に書き直しても良いし、 コマンドプロンプトから入力する従来のインターフェイスを踏襲した設定用プロ グラム(setpos)も用意してある。

* 新ソフトウェア

制御プログラム: slitcont.c(ver. 2.0)
入力プログラム: setpos.c(ver. 1.0)
設定ファイル: pos_set.dat

* その他・細かい変更点

* 課題

[LIPS 開発・実験レポート]

post 松田 健太郎 (matsuda@astr.tohoku.ac.jp)