最終改訂: 2003.4.8
HBS標準星高度グラフ描画AltCurveへのリンク追加
since 2000.11.22
本マニュアルは、HBSを岡山91cm望遠鏡に取り付けた際の観測の流れについて
備忘録程度にまとめたものです。望遠鏡、装置各部の機器、ソフトの操作法に付いて
詳細を述べたものではありません。それぞれについては、(古くなったものもありますが)詳しいマニュアルが別にありますので、必ずそちらを参照して下さい。(「詳しい情報の所在」参照)
001120a | 前半夜グループ用 |
001120b | 後半夜グループ用 |
001120cl | 較正観測用。SP、UP、GTのデータは、前後半に関わらず このディレクトリに保存する |
001120sk | 昼スカイフラット用 |
望遠鏡東側床のCCDカメラシャッター保温ヒーター出力スイッチ、変圧器。 |
CCDカメラシャッター保温ヒーター温度コントローラー。 ヒーターの使用方法については観測室の説明書参照のこと。 |
同架望遠鏡と視野確認用CCDカメラBITRAN。 |
BITRAN CCDカメラヘッド。観測開始時、終了時に、ヘッドの電源スイッチを on/offすること。 CCDカメラヘッドを動かしてしまうと BITRAN CCD視野中心とHBS視野中心の位置がずれてしまうので注意。 |
HBS スリットビュアーII camera モニター(画面中心)、ポインター(モニターの
上の灰色のボックス)、コントローラー(みかんが乗っている緑色のボックス)。
コントローラーのスイッチを入れるときは必ずドーム内の
消灯を確認すること。使用時に明光を照射すると、IIカメラが損傷する。
オートガイダーPC(オートガイドCCD連続撮影中)
exp time. | Exp.Type | guide mirror | |
---|---|---|---|
OBJECT | 任意 | Normal | Out |
DARK | 任意 | Normal | In |
BIAS | 0 sec | Bias | In |
Antibloom | ADC | Bits | Offset | Gain |
---|---|---|---|---|
off | Low | 16 | 7800 | Pre8 Post1 |
観測室右側の計算機
観測室奥の計算機
視野確認用CCDカメラBITRAN制御用PC komagawa (計算機室中央の長机)
偏光分光観測に要する時間の目安はおよそ以下の通り。
0〜67.5°の4方位を3セット毎にダークフレーム1枚を取得する場合。
あくまで大雑把な目安であり、装置の状況や観測者の熟練度によってさらに時間を要する
場合があるので注意すること。
積分時間(sec) | 3 sets | 6 sets | 9 sets | 12 sets |
---|---|---|---|---|
10 | 10 | 20 | 30 | 40 |
20 | 12 | 24 | 36 | 48 |
30 | 15 | 30 | 45 | 60 |
40 | 17 | 35 | 52 | 70 |
60 | 20 | 40 | 60 | 80 |
100 | 30 | 60 | 90 | 120 |
200 | 50 | 100 | 150 | 200 |
ガイド星V magnitude | gain | exp time | N SKY | range |
---|---|---|---|---|
6 | 1 | 1 | 1 | 20-60 |
7 | 2 | 1 | 1 | 20-60 |
9 | 2 | 3 | 1 | 20-60 |
10.5 | 4 | 3 | 1 | 20-60 |
HBS スリットビュアー IIカメラ視野 | 約 2'.6 x 1'.6 |
---|---|
視野確認用CCDカメラ BITRAN視野 | 8'.9 x 6'.7 |
ガイド星使用可能範囲 | 17'3 x 17'3 (北側の一部を除く) |