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安定した光源の光を、ある照射時間
でCCDに照射し、
得たシグナル値が
とする。様々な照射時間で同様の測定を行い、
と
の多数の組を得る。そのうち、一つの組を
選び、
と
とする。
このとき、Linearity Residuals、
[%]は、以下のように定義
される。
 |
(11) |
また、電子生成は入射光量に比例するので、適当な係数
を用いて、
と書ける。よって、式(11)、(13)より、
は、様々なカウント値
におけるゲイン値、
と、ある適当なカウント値
でのゲイン値、
を用いて、
 |
(14) |
とも書ける。
ここで、Linearity Residuals
は、
基準に選んだあるシグナル値での線形性(定義により
)に対する、他のシグナル値での線形性の差異を、100分率で示す量である。
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Hiroshi AKITAYA
平成15年11月20日