線スペクトル偏光分光装置 CCD開発・製作報告
M-Front - Messia-IV廻りの作業経過5
Oct. 23, 2000.
2000.10.23
CIC Instrumental PIO 出力による機器制御5
shutter開閉、HCT lamp on/offをソフト上から動作させるように設定した。
また、messia附属GUIに実行用のボタン群を組み込んだ。
設定したこと
- 配線
IPO ch6(+,-) : shutter(+,-)
IPO ch7(+,-) : HCT(+,-)
IPI ch6 : IPO ch6に接続(IPO ch6の状態をモニター)
IPI ch7 : IPO ch7に接続(IPO ch7の状態をモニター)
- idsp_com.c
void Msa_CIC_DSP_IdspOperation_openirisshutter(void)
void Msa_CIC_DSP_IdspOperation_closeirisshutter(void)
void Msa_CIC_DSP_IdspOperation_hcton(void)
void Msa_CIC_DSP_IdspOperation_hctoff(void)
を定義。
/* command configuration */ 以下に
上記4コマンドを記述。(順にコマンドナンバー201、202、301、302)。
- control.c
void shut_open()
void shut_close()
void hct_on()
void hct_off()
int shut_open_tcl(,,,)
int shut_close_tcl(,,,)
int hct_on_tcl(,,,)
int hct_off_tcl(,,,)
を登録。
- init_usr_command.c
構造体
hcton (hct_on_tcl を呼ぶ)
hctoff (hct_off_tcl を呼ぶ)
を定義。
(sopen、closeはinit_command.cに定義済。)
プログラム始めに
extern Tcl_CmdProc hct_on_tcl;
extern Tcl_CmdProc hct_off_tcl;
を記述。
これにより、messiaコマンドプロンプトからhcton、hctoffの
コマンドが実行可能に。
- messia.ini
shutter開閉、hct on/offのボタンを表示するTcl/Tkプログラムを組み込み。
標準のGUIにシャッター開閉、HCT on/offのボタンを追加したところ。
memo - HCTランプon/off実験の手順 -
- Messia-IV フロントパネルIPIO 68pinコネクタに
テスト用のコネクタを接続し、
ch7+(13pin)にHCT high、ch7-(14pin)にHCT lowを接続。
(コネクタの挿入が不完全だと、電源線がショートする可能性があるので
十分注意する)
- Messia IV電源投入
- WS pliocene に user lipsでlogin
- % cd ~/messia/local_lips/
- % messia
- Tk windowのボタンを押し、messiaをイニシャライズ。
- HCT lamp on/offのボタンでIPO ch7にHigh/Lowが出力される。
messia-IV コマンドプロンプト OBS)で、hcton、hctoffのコマンドを
実行しても良い。
秋田谷 洋
(akitaya@astr.tohoku.ac.jp)