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2.2 測定方法

実験は、以下の条件下で行った。

日時:
2002年10月29日 0:00〜4:30(ハワイ時間)
場所:
UH88インチ望遠鏡ドーム内 (望遠鏡にLIPSを装着)
気温:
約2.9 ℃
CCD温度:
$150\pm0.05$ K 程度で安定

使用した光源、光学系の設定は 表1 のとおりであった。


表 1: 光学系の設定
光源 安定化Xe光源
光源設置箇所 HCT部
  (HCTを取り外した上で、較正光源入射口に向けて
  ガムテープで強固に固定)
  Turret Mirror = In
  slit = 0.2 mm
  減光のため光路中に ND2フィルターを設置
  グレーティングは観測時と同様
取得画像形状 Xe光のエシェル形式スペクトル


積分時間を、2-46秒まで2秒きざみ、23段階に変えて、スペクトル画像を取得した。 光量は、約40秒以上で画像内の最大輝度のスペクトル部分が$2^{16}$ ADUを越 える程度に調整した。 光量の安定性の確認のために、4-5枚の画像取得毎に、20秒積分の画像を取得し た。また、実験の前後にはバイアス画像を取得した。


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Hiroshi AKITAYA 平成15年11月20日