SLPT法により、シグナル値に対するシグナル値分散 の分布を得る。
光源には直流安定化電源に接続した発光ダイオード(LED)を用いた。
LEDはCCD chip直前に設置し、chip上でserial転送方向に適度な輝度傾斜が生じるよう
に配置を調節した。
LEDの輝度を段階的に変化させて、
parallel転送方向に広い overscan領域(1450 pixels)を持つbias画像を取得し、
overscan領域の各line内のシグナル値(bias levelは差引)、シグナル値標準偏
差(式(15)により、光を照射していない画像から得た読みだしノイ
ズ
を差引)から、
と
を得た。
としてデジタルシグナル値のほぼ全範囲、several -
ADU にわたる値が得られるまで測定を続けた。
実験は、2002年10月23日、24日、28日(HST)に3回実施した。 測定の結果が3回ともほぼ安定していたため、各回で得られた と は一まとめにして、 適当なのbin幅で を平均化し、 任意のに対する、精度の良い の分布を得た (図6)。